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服部水産の歩み
養殖一筋、百年間。
ある一人の水産家が引田の窮状を救うため、ハマチの養殖に着手し世界で初めてハマチの養殖を成功させました。
香川県引田でハマチの養殖が始まり約百年。
持続可能な水産養殖に取り組み、天然資源を守りながらも最高品質の海の恵みを生産しています。
History服部水産の歴史
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- 1927
- 香川県引田漁協から安戸池産はまち初出荷。
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- 1943-5
- 戦争で中断、終戦後再開。
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- 1960
- 沖合養殖の開始。初代服部武近の溶接技術が荒波にさらされる沖合養殖生簀に活きた。
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- 1988
- 生簀の大型化に着手。同時に生餌が手に入らなくなったため餌の使用量を減らすべくEP(固形飼料)へ移行。
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- 2006
- 抗酸化作用を持つ米由来成分を配合した餌で飼育した「米米はまち」を発売。
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- 2008
- オリーブ配合餌による「オリーブはまち」を開発。
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- 2011
- 東日本大震災をきっかけに「讃岐サーモン」の生産を開始。
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- 2023
- 百年の集大成「百年はまち」の誕生。人工種苗を用いた完全養殖版の発売開始。
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- 2024
- 香川県引田発祥の養殖魚シリーズ「百年シリーズ」誕生。
海と未来をつなぐ
Before 100 years
百年の集大成。
原点にして頂点の養殖ハマチ
「百年はまち」は、逆境に揉まれて磨かれてきました。始まりは香川県引田の安戸池。日本で初めて養殖はまちが1923年に出荷されました。ハマチ養殖の北限に位置し、冬場に漁業を休ませる必要があり、結果として1年での出荷を突き詰める養殖方法が生まれました。その後戦争を経て沖合養殖へ移行。赤潮被害との戦いが始まります。深く広い生簀に変更し、結果として運動量が増え身質が締まりました。さらに生餌からEP(固形飼料)への変更を行い、抗酸化成分を配合することで、高い鮮度をより長く保つ工夫を続けてきました。そして今回、百年の知恵の集大成として生み出す最高品質の養殖ハマチが「百年はまち」です。
Next 100 years
次の百年へ。
持続可能な水産養殖の実践
「百年はまち」は、これまでの百年の集大成であるとともに、これからの百年間を見据え、出来ることに全力で取り組んでいます。2023年からは人工孵化させた稚魚を用いた完全養殖を導入し、天然種苗を使わない養殖スタイルにシフト。漁場の活力を保つために。冬季の漁場封鎖および海底耕運をずっと継続しています。学生や若手も率先して受け入れ、担い手育成も積極的に行っています。また、持続可能な水産養殖として国際的に通用する「マリン・エコラベル・ジャパン」認証も取得しました。次、その次の世代であっても、誇りを持ってハマチ養殖に取り組めるよう、私達は今日も真摯にハマチと向き合い続けています。
次世代に受け継ぐ、私たちの挑戦
国際認証の取得
海、魚、人にやさしい養殖業
持続可能に配慮した養殖を目指し、香川県で初めてマリン・エコラベル・ジャパン認証(MEL認証)を取得。社会的責任、水産物の健康と福祉、食品安全性、環境保全への配慮の4つの規格の審査をクリアしています。受け継がれてきた引田の養殖のバトンを繋いでいくため、海、魚、人にやさしい水産業にこだわり続けています。
料理人の声
百年先の未来を見据え、選びたい魚
長屋 英章 Food design by HIDEAKI NAGAYA
百年先の未来へ繋ぐべく、“責任”ある食材を選択すべき、SDGs時代の到来。日本におけるハマチ養殖の歴史を作ってきた服部水産と、日本の水産資源を新しい視点で未来へ繋いでいくコンセプトCRAFTFISHの出会いによって、この「百年はまち」が生まれました。
これからは食材を選ぶということは、“美味しい未来”も選択していくことになっていく。
香川の料理人として、誇るべき食材
小川 翼 Knocking kitchen
北海道から移住して、7年目。四国に渡り四国の食材で料理することを決めた時、まだまだ埋もれている食材が多くあることに気づいた。中でも際立つ食材が、服部水産の「百年はまち」。これは養殖魚の凄さを知らない人に是非食べてもらいたい!特に締めたてゴリゴリのカドがたった歯応えがある身の質。なかなか味わえないものである。
フライパンで皮面だけをパリッと焼きレアで食べるソテーは脂身と身が口の中で溶ける。私は彼らが100年も続けてくれた引田養殖業を誇りに思っている。
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